活動のはじまり。
淡路島の洲本市にまつわる民話「しばえもん」というたぬきのお話を観光協会が絵本化することになり、絵を担当した。「しばえもん」は、洲本に暮らす芝居好きのたぬきで、妻のおますと人間に化けて大阪までお芝居を見に行くというお話。芝居小屋の番犬に見抜かれ最後は噛み殺されてしまうというこのお話を、絵本では「ごめんなさい」と謝って許してもらい、今も洲本の山に住んでいる。というお話変更した。この絵本がきっかけとなり「やまぐちくにこ」というひらがな名を使っている。